左:熊本産高級品畳表の日焼け画像 右:輸入畳表の日焼け画像
※注 輸入畳表がすべて画像のようになるわけではありません。
チラシやホームページいろんな情報がありますが、価格の違いには
1、国産か輸入か
2、その他の材料の違い
3、畳表の商品ランクの違い
4、手間のかけ方の違い
で、変わってきます。
1、国産か輸入か
国内で使用される畳表の約8割が輸入畳表と言われています。
残りの約2割が国産です。その中でも97パーセントが熊本県で作られています。
その熊本県でも農家さんの減少が進んでいます。
い草が畳表になるまでに1年半という歳月がかかるという大変な作業。輸入畳表や化学畳表などの普及により、年々減少しています。
そして、国産と輸入畳表の違いは、人の違い、土壌の違い、工程の違いなどがあり、耐久性、香り品質などに差が出てきます。
食品などに見られる産地偽装なども注意が必要です。輸入したい草を国内で製織すると国産となるそうです。
当社も輸入の畳表は、低価格のものを一部取り揃えていますが、きちんと説明をした上で使用していただいています。
2、その他の材料の違い
畳表以外にも、畳床や畳縁などの材料の種類がたくさんあります。畳の表面意外は、お客様にはわからない(見えない)部分です。
3、畳表の商品ランクの違い
刈り取ったい草は、選別されていきます。
一つの田んぼで刈り取ったい草は、選別されその中でランクが決まっていきます。
そのランクによって、価格が決まってくるのですが、長さ、中身の充実度、色、粒の揃ったい草が良い畳表となり、畳替えして使えば使うほど味のある良い畳表に変わっていきます。
4、手間の違い
農家さんが手間暇かけて作った畳表。その畳表を畳にしてお客様の元へ届けるのが私たち畳屋のお仕事です。
お見積もりから、納品までの工程、そのあとのアフターフォローなどの手間のかけ方は畳屋さんそれぞれです。二豊タタミは、アフターフォローまでお客様が安心して頼めるようにスタッフ一同日々勉強しています。
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